星を追う旅

心理占星術と音楽  忘れた物語を伝えるために

松方コレクション  神戸市立博物館 11月27日まで

 

神戸市立博物館の松方コレクション 

私にとっての今年最大のヒットイベント

松方さんの美に対する情熱と鋭敏な感覚 

 

もうすぐ夜をキラキラにしてくれる神戸のルミナリエ

場所は、まだ静けさを保っている旧居留地

 

目一代 耳二代 舌三代というが

美しいものを見る目 感覚ばかりではなく感性も

本人の日頃の習慣や努力で育てることができるのだ

 

美しいものを見る感性はこの世界をかえる

良いものとそうでないものを感じる力を培うことが必要だ

しかし、そんな私は偉そうなことばかりはいえない

 

これは、百聞は一見にしかずだなと思い

検索したら こんな言葉にぶつかった

 

百聞は一見にしかず
百見は一考にしかず
百考は一行にしかず
百行は一果にしかず

聞いただけで分かったような気になる、
見ただけで出来そうな気になる、
考えるだけでやった気になる、
行動しただけで満足して結果が出ていない、

そしてさいごは何のためにやるのか

 

これは天からのわたしへの苦言

感謝ですね。いいこと気づかせてくれた。

ということで

 

今回のお気に入りの一枚

ジュール・デュプレ 山村風景

9

どの絵を持って帰るかがいつもの楽しみ

今回はあえての一枚

 

磁器工場の子供で絵付師であった

コローに色彩のベートーベンと呼ばれていたらしい

 

知らなかった画家を教えてくれる美術展

誘ってくれた彼女とパンをたくさん買って家路に

すてきな一日だった